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2012年度県連放射線部会学習会・症例発表会を開催

2012年度県連放射線部会学習会・症例発表会
11月11日(日)、至誠堂総合病院講堂にて開催、県連各病院・診療所の放射線技師 10名が参加しました。 部会学習会では至誠堂総合病院の武田憲夫先生を講師に、「脳卒中急性期の診断と 治療」をテーマに、おもに血管画像の解説、症例と治療法を中心に講演をいただきました。脳卒中の診断ではCTおよびMRIによる撮像が活用されていますが、かつては問診だけで診断していました。現在は脳血管の三次元的抽出やマルチスライスCTの画像 など、血管腫や動脈瘤といった動脈性疾患の診断になくてはならないものになっています。CTによる手術に応じた血管撮影、MRIによる多様な撮像の診断に向けた活用について詳しい説明がありました。さらには、くも膜下出血での撮像にもとづく症例と 対応、動脈瘤手術の脳動脈瘤クリッピングについて手術の症例をもとに解説をいただ きました。講演の最後で、スチュアート・ブラントの言葉「Stay hungry.Stay  foolish.(いつまでも情熱を持って謙虚に)」について紹介があり、私たちにとっ て大切な心構えであることを学びました。参加者からは、脳外科の話は初めて、手術中の映像等を視れて貴重な機会だった。業務に役立つ講演だったなどの感想がありました。 講演に続いて、佐藤勝彦部会長より第15回地協放射線交流集会(10/27~28青森浅 虫温泉)参加について報告しました。全体で54名参加、県連からは6名が参加しました。「災害時の危機(機器)管理の共有」をメインテーマとした全体会では活発な意 見が交わされ、文字通り「共有」が図られたことが報告されました。また1時間を予 定していたナイトセミナーは3時間以上の交流となり、とてつもない盛況な取り組みとなりました。 続く部会症例発表会では5名が持ち寄った各演題について、下記のとおり発表がありました。

1.骨頭置換術後に発症した臀部膿瘍(至誠堂総合病院 小嶋祐貴)
2.短期間に発症・転移した肺がん症例(鶴岡協立病院 佐藤勝彦)
3.診断に苦慮した小児脳疾患の一例(鶴岡協立病院 佐藤勝彦)
4.胸部CT、Angio撮影の造影タイミングの違い(本間病院 富樫康次)
5.胸部CTにて指摘された乳がん症例(本間病院 阿部美紀)
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