山形県民医連(山形県民主医療機関連合会)は、民医連綱領にもとづいて無差別・平等の医療と福祉の実現をめざして活動しています。

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至誠堂総合病院医師

 
 
Q1.そもそも医師になろうと思った動機やきっかけは?
  う~ん。いきなり難しいですね。本当はなんだったんだろうか。本当はなんだったんだろうか。小学生の頃に読んだブラックジャックとか赤ひげの影響かなぁ。
 
Q2.学生時代の思い出は?
  まず、サークルを一生懸命やってましたね。吹奏楽団では全学のサークルなのでいろんな意見や考え方の人たちがいてびっくりしました。医学部の柔道部にも入っていましたが、、主将を務めた1年間が忘れられません。とても大変でしたが、いろんな人をチームとしてまとめていくことが良い体験になったと思います。
  それから、民医連と医学系学生の共同で「夏期ゼミ」というのをやってまして、今も同じようなことをやってますが(笑)、民医連の職員の方やいろんな医学生、看護学生と地域医療調査などをしながら学んでいました。当時は「合コン」のようなノリで楽しんでいましたが、今振り返ると患者さんの現実。例えばお金のために医療を受けられないとかいろんなことを学んだと思います。
 
Q3.研修の思い出などは?
  大変でした(笑)。国試向けの知識と現場の落差というか、はじめの1年間は手も足も出ない状態からで無我夢中でした。2年目になって自分としても成長を感じることが出来たような気がします。
  はじめの2年間は鶴岡協立病院で内科の総合的な研修をしていました。民医連での総合的な研修ということで医者としての基礎を固める時期だったと思います。現在は整形外科で体の「部分」を診ているわけですが、全身状態を診たり、人間として、全体として診る視点は現在にも通じています。患者さんとのコミニュケーションのあり方を身に付ける時期でもあったと思います。
  その後は北海道で3年間、鶴岡に戻って1年、さらに半年福岡大学で整形外科の研修をしてきました。整形外科としては短期間で一通りのことができるようになって帰らなければならないということで、一生懸命勉強しました。
 
Q4.最近の医療状況などについてはいかがですか?
  「医師不足」についてですが、一部のマスコミや政府は「医師過剰」だと言ってますが、民医連だけでなく、どこでも医師は不足しているわけです。看護師さんもそうですよね。医療事故が取りざたされてますが、看護師さんのアンケートでも「人手不足」が最大の原因だと。医師について言えば、医師の労働実態を考えれば「過剰」なんて誰が言っているんだ!といいたくなります。まして、患者さんが安心してかかれる医療とか待ち時間の解消とか十分に説明する時間とか考えれば、マンパワーを増やすことしかないと思います。政府とかが「医療費抑制」という観点だけで「医師過剰」を言うのは非常に残念です。それと、高齢者医療についてです。高齢者医療について「枯れ木に水をやるようなもの」と言った人がいましたが、人として大切にされなくなっていくようで恐ろしいですね。医療としての必要性があるのに、入院日数が長くなると病院経営が成り立たないような医療制度はおかしいと思います。
 
Q5.最後に医学生へのメッセージをお願いします。
  医者と患者さんである前に人間と人間としてのあたりまえの人間関係が基礎だと思います。自分にも言い聞かせていることですが(笑)。医師になるといろんな人の人生に関わることになるので、常に社会全体に目を向けてほしいと思います。
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