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山形県民医連ニュース「医療機関・介護事業所への財政支援を要望 県へ」
2026-05-18

景気の先行きが不透明さを増す昨今、国内では多くの企業が経営危機に陥っており、医療・介護事業も日々たいへん厳しい運営を強いられています。2025年度の国内企業倒産件数は2024年度に続いて1万件を上回り、そのうち「医療・福祉」分野の倒産は478件とのデータが出ています。これは3年連続となる過去最多更新となりました(東京商工リサーチまとめ)。
2026年4月16日山形県民医連は、物価高騰や経費上昇などによる経営悪化を踏まえ、県に対して医療・介護事業の持続的運営に向けた財政支援を要望してきました。あわせて、イランなど国外情勢の悪化の煽りを受けて原油・ナフサの供給不安が広がることについても、周到な医療資材の確保を行うよう強く要請しました。県・健康福祉部長からは、「まず状況を正確に把握し、必要な支援を検討する」との回答がありました。
山形県民医連では2024年度にも、県内全病院を対象に経営実態のアンケート調査を実施し、県への財政支援要請を行っています。地域の健康を支える医療・福祉の存続は重要かつ長期的な課題であり、団結して取り組んでいかなければならないことです。これからも情勢を注視し、アクションを起こし続けてまいります。
山形県民医連第44回定期総会を開催しました
2026-04-26

4月26日(日)、「山形国際交流プラザ 山形ビッグウイング」にて山形県民医連第44回定期総会を開催しました。
総会に先立って行われた記念講演では、全日本民医連事務局長の入江敬一氏より、「民医連の存在意義と使命」と題して講演をいただきました。
総会には山形県民医連の各法人から選出された代議員96名を含む140名超が参加し、今後2年間の運動方針や予算、新役員の就任が全会一致で承認されました。
総会には山形県民医連の各法人から選出された代議員96名を含む140名超が参加し、今後2年間の運動方針や予算、新役員の就任が全会一致で承認されました。
今回の県連定期総会をもって、期が移り変わりました。人々のいのちとくらし、生きる権利を守り抜き、誰もが安心して暮らすことができる社会の実現に向けて、山形県民医連は第44期も医療・介護・福祉活動の実践を重ねてまいります。
やまがた民医連ニュース「保険薬局での薬代助成制度創立へ向けて」
2026-03-30
無料低額診療事業(以下「無低診」)は、経済的に困っていても必要な医療を受けられるよう、医療機関が無料あるいは低額な料金で診療を行う福祉制度です。山形県民医連は3病院を中心に実施しています。
この「命綱」的制度において、保険調剤薬局での薬代は対象に含まれていないのが現状です。そのため山形民医連は「無低診患者の薬代助成プロジェクト」を立ち上げ、県内の自治体議会への働きかけを計画しました。
2025年12月には、山形市・鶴岡市・山辺町・三川町・庄内町・遊佐町の各議会へ「保険薬局も無低診の対象とすることを求める国への意見書」の採択を求める請願をしました。審査の場で、無低診患者の適切で継続的な医療・服薬を確保するには、薬代の軽減は切実な要求であることを訴えましたが、採択は庄内町のみに留まりました。
そして2026年3月には、庄内町議会へ「町独自の薬代助成制度の創立に向けた請願」を提出しました。本請願は3月11日の総務文教厚生常任委員会および3月13日の本会議で、ともに全員賛成による採択となりました。審査の場では、紹介議員の方より「全国での薬代助成の実施状況報告」や「年間の費用等についての調査報告」がされました。また長期的な制度の実現が、患者の重症化を防いで医療費圧縮・町民の健康増進に繋がることが強調されました。その上で町独自の助成制度の創立を含め無低診事業を周知することを盛り込んだ内容の意見者が、町議会から町長へ提出されました。これらは県内初の助成制度実現への大きな一歩となりました。
薬代の独自助成制度の実現は、全国で未だ14自治体に留まっています。庄内町での制度創立が急がれるとともに、鶴岡市や酒田市など近隣自治体への働きかけも一層強めていかなければなりません。医療現場の切実な声を伝えながら、これからも運動を進めてまいります。
やまがた民医連ニュース「能登の地域訪問支援」
2024-12-04
11月11日(月)~13日(水)にかけて、至誠堂総合病院の鶴田香看護師が能登地域への地域訪問支援に入りました。以下は、当時の様子を記した活動報告レポートです。
初日は全焼した輪島朝市近くの漁師町へ。住宅が倒壊している。重機の入れない細道で全く片付いておらず、全壊、半壊で留守が多くとても静かだった。対照的に香箱ガニが解禁されたばかりで漁師の方々は活気が溢れており、「漁師は地震で失業していたんだ。復興の第一歩だ」と仰っていた。
2~3日目は豪雨によって壊滅的な被害のあった、輪島市門前町浦上地区を訪問した。土石流が多発し、田畑に流木が散乱している。橋の崩壊で何度も迂回が必要だった。家の前の仮設住宅が床上浸水し、隣家は水害で全壊している70代の方からは「地震は何とか持ち堪えたが、水害で心が折れた」との言葉がこぼれた。全く進まない復興に、「能登は見捨てられたと感じる」との言葉が聞かれた。息子夫婦と暮らす70代の方は、ボランティアを頼まず自分たちで床上浸水の片付けをしたそうだ。「体力もあるし、水没した車や給湯器、室外機を新たに購入した。若い人と暮らしてるとボランティアを頼みづらいし、新しく買っても補助や援助はない」と仰っていた。100歳を超えるご高齢の方がいたお宅にも伺った。山奥で停電があったため避難所生活をしていたが、行動範囲が狭くなり、体調を崩して先日亡くなったとご家族よりお聞きした。「地震がなければ110歳まで生きるくらい、何でもやる元気なひとだったんだ」と仰っており、今は災害関連死の手続きをしているとの事だった。
我慢強い県民性もあり、皆さんは文句を言わずに踏ん張っている。「他の大変な人に比べたらいいほうだ」と仰る。訪問した折には「話を聞いてくれてありがとう」と何度も言っていただいた。物理的な復興はもちろん、傾聴や共感などの心理的なケアの継続が今後も必要であると感じた。
2~3日目は豪雨によって壊滅的な被害のあった、輪島市門前町浦上地区を訪問した。土石流が多発し、田畑に流木が散乱している。橋の崩壊で何度も迂回が必要だった。家の前の仮設住宅が床上浸水し、隣家は水害で全壊している70代の方からは「地震は何とか持ち堪えたが、水害で心が折れた」との言葉がこぼれた。全く進まない復興に、「能登は見捨てられたと感じる」との言葉が聞かれた。息子夫婦と暮らす70代の方は、ボランティアを頼まず自分たちで床上浸水の片付けをしたそうだ。「体力もあるし、水没した車や給湯器、室外機を新たに購入した。若い人と暮らしてるとボランティアを頼みづらいし、新しく買っても補助や援助はない」と仰っていた。100歳を超えるご高齢の方がいたお宅にも伺った。山奥で停電があったため避難所生活をしていたが、行動範囲が狭くなり、体調を崩して先日亡くなったとご家族よりお聞きした。「地震がなければ110歳まで生きるくらい、何でもやる元気なひとだったんだ」と仰っており、今は災害関連死の手続きをしているとの事だった。
我慢強い県民性もあり、皆さんは文句を言わずに踏ん張っている。「他の大変な人に比べたらいいほうだ」と仰る。訪問した折には「話を聞いてくれてありがとう」と何度も言っていただいた。物理的な復興はもちろん、傾聴や共感などの心理的なケアの継続が今後も必要であると感じた。
やまがた民医連ニュース「山形県大雨災害義援金について」
2024-10-03
山形県民医連では、山形県大雨災害で被災された方々に対する義援金を県内の各事業所へ募り、県連全体で368,679円が集約されました。9月17日(火)に山形県大雨災害義援金の口座に払込み、9月27日(金)に県健康福祉部長に目録をお渡ししました。健康福祉部長からは「義援金を被災者に適切に、早期に届くようにします」とお話がありました。













