11月28日(火)に、今年度2回目となる医系学生ミーティングをZoomにて開催しました。講師として納棺師の丸山裕生氏をお招きし、「人はいつまでその人か ～納棺師から見る、患者中心の医療～」と題して講演をしていただきました。当日は医系学生10名が参加し、講演やグループディスカッションを通して『その人らしさとは何か、それを守るには何が必要か』について考えを深めました。
　講演では、納棺の流れや医療現場と情報を共有することの重要性について、具体的な事例を挙げながら話していただきました。学習会の最後には、「皆さんのディスカッションを聞いて改めて気づかされることもありました。相手が言いやすい空気を作ることの大切さは、短時間で患者に接する皆さんにも共通しているのだと感じます。生死の違いはあれど”言えない”状況の本人へ接する場面があるのも、同じなのだと思いました。本日皆さんとお会いできたご縁に感謝します」とメッセージをいただきました。